【超簡単】コーチングの基本的コンセプト「コンフォートゾーン」を理解しよう

    公開日:   更新日:

こんにちは。岩堀(Kensu)です。

この記事では、「コンフォートゾーン」について書いていきたいと思います。コーチングにおける「コンフォートゾーンとは何か」「コンフォートゾーンでないときの恐ろしさ」「コンフォートゾーンを維持する方法」を学んでいきましょう。

自己啓発の言葉としての「コンフォートゾーン」

「コンフォートゾーン」という概念は、もともと心理学用語です。

アメリカ心理学会会長であったアルバート・バンデューラとコーチングの大家のルータイスがコーチングという枠組みの中に取り込みました。コーチングに代表される自己啓発の言葉として知られるようになったのは世界に3300万人もの生徒がいたルータイスのおかげだと言われています。

コンフォートゾーンとは「自分がそこにいることが心地よい」というものです。

例えば、生物学的には自分の体温が36℃が最もローコストだということが分かっています。体温が上がると、汗をかいて体温が下がるように調整します。逆に、寒い場所に行き、体温が下がると身体を動かしたりして体温を上げるように調整します。

それは、「生体的には自分にとって心地よい状態をつくる」というゴールがあるからです。生物学的なゴールは個体を保存して種を保存することだからです。

そういった 自分のゴールを維持していくのに望ましいと身体で感じている空間をコンフォートゾーンといいます。

コンフォートゾーンにおける「ホーム」と「アウェイ」の差

コンフォートゾーンを維持するホメオスタシスは、人間以外の動物も備わっています。認知科学では「身体だけでなく、情報空間に広がっている」という説明をします。

情報空間のコンフォートゾーンは「ホーム」と「アウェイ」の比較が分かりやすいでしょう。
近代スポーツでは、「ホーム」では、本来の力が発揮されるが、「アウェイ」では本来の力が発揮できないということが起こります。

当然、「ホーム」は慣れ親しんだ場所であり、コンフォートです。しかし、「アウェイ」は、サポーターは少ないですし、国際試合などでは言葉も通じないということで、コンフォートではない状態です。

これは、物理的な場所の空間の話ですが、 実際は「心の中の問題」です。

コンフォートゾーンでないときのパフォーマンス

コンフォートゾーンでないときは、防御的になるという反応が出てきます。

自宅にいるときは、安心ですが、外に出るとさまざまなリスクがあります。見知らぬ場所に行き、自宅のようにくつろいでいたら危険です。敵にいつ襲われるか分かりません。なので、そういった行動を無意識が取るということが悪いことではありません。

しかし、無意識がとる制約がパフォーマンスを下げることは十分にあります。

情報的な空間でも、身体的な反応も出てきます。

例えば、人前で話すことに慣れていない人(その状態がコンフォートではないとき)は、緊張して声が上ずることがあります。筋肉が強ばるため、声帯が声を高くしてくれます。筋肉が強ばるということは、身体の動きも制約がかかります。スポーツ選手がアウェイでパフォーマンスが発揮されないのは身体の動きが硬直して鈍くなってしまうからなのです。

そもそも、コンフォートゾーンは脳内の情報処理の話です。
脳全体の処理ですが、視床下部に反応を起こし、自律神経系に影響を与え、心拍数が上がり、声は上ずり、筋肉の動きが悪くなるのです。

ビジネスにおいてコンフォートゾーンでない状態とは

コンフォートゾーンの話は、スポーツだけでなく、知的活動でも同じことが起こります。

付加価値を創造するビジネスにおいて、コンフォートゾーンでないときは、IQが下がり、生産性が下がることになります。

コンフォートゾーンでないときは、前頭前野の働きが抑えられ、扁桃体を含む情動優位の情報処理になります。これは、生得的には良いことであり、進化の過程で本能的に身体に組み込まれた能力です。

しかし、情報空間でコンフォートゾーンでない空間は、IQを下げます。生産性を上げることが必要なビジネスの場では、前頭前野を活性化するIQが必要になりますので、パフォーマンスが発揮されないということになります。

コンフォートゾーンを維持する単純な方法

ここまで、コンフォートゾーンでないときをみてきましたので、どうすればいいかは分かると思います。

僕たちは、 コンフォートゾーンを常に維持できるようになればいいのです。基本的には、アウェイにいっても自宅のように振る舞えればいいのです。次に、どうやってコンフォートゾーンを維持していけばいいのかをみていきます。

慣れてしまえばコンフォートゾーンを維持できる

コンフォートゾーンを維持するための方法は、単純ですが、 コンフォートゾーンの空間に慣れてしまえばいいのです。人前で話すことがコンフォートゾーンでないという人は、何度もそういった場をつくり、その空間をコンフォートゾーンにしていくという考えです。

しかし、「物理的にそういった場を何度も用意しましょう」ということはコーチングでは教えません。

「頭の中で上手にイメージできるか」ということが重要になります。つまり、メンタルリハーサルです。 メンタルリハーサルによって、コンフォートゾーンを維持することができるのです。

日々の生活においてコンフォートゾーンを意識する

ありとあらゆる状況の中で、コンフォートゾーンを維持できない人がたくさんいます。
コンフォートゾーンを維持するためには、コンフォートゾーンという概念を理解することが第一歩になります。

緊張するのはあなたの問題ではありません「環境がコンフォートでない」ということであり、環境と自分との関係の中での状態の話です。克服したいのであれば、メンタルで何度も練習し、コンフォートゾーンを維持できれば緊張することはなくなります。

パフォーマンスを発揮できるのはコンフォートゾーンの中というのを認識して、日々の生活を送ってみましょう。それができれば、コンフォートゾーンが維持できるようになります。

ただ、「コンフォートゾーンが成長を妨げる要因」にもなってしまいますので、知りたい方はこの記事をお読みください。

 

 

無料メルマガはこちら
サービスはこちら

いいね ! をして
更新情報を受け取る

Twitter で Kensuke Iwahori を

関連記事

  1. 夢を叶えるために「アファメーション」が有効な理由

  2. 「現状の外」のゴール達成のためのコンフォートゾーン

  3. エフィカシーを下げないようにする基本的なこと

  4. 「自信」とは「過去」のことではない

  5. スコトーマの原理で「明日どんな世界を見たいですか」を問う

  6. ゴールを達成する「コーチングのコア」はたった1つの作業

  7. 「ゴール」の正体とは何か?ゴールはプリンシプル(原理原則)である

  8. セルフコーチングによりエフィカシーを上げる方法

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。